コントロールバルブとは、ガス、蒸気、水、薬液等の流体を操作して、流量、圧力、温度、液面などのプロセスを設定値に制御するバルブの事です。主体で使用されるバルブ形状にグローブ弁があります。通常、配管内の抵抗は流量の2乗に比例して変化しますし、ポンプの出力は流量が減少すると圧力が増加します。机上の計算値と少々変わります。（固有特性と有効特性の定義）弁を選定の際にCV値の計算をするのですが、グローブ弁はEQ%特性（通称：イコパー）が多く開度に於ける流量の傾きが開度によって変わります。（低開度では傾きは小さく、高開度では傾きが大きい）その為、レンジアビリティー（レンジアビリティーとは、決まった範囲での特性が維持できる最大流量と最小流量の比）が高く、制御範囲が広いので選定の際にお客様からプロセス条件を頂いても誤差範囲に入ります。正直、私自身、バルブ外の配管の摩擦損失等々やPID制御等々の神髄迄はよく分かっていません。
コントロールバルブとは計装内の流体を制御する一部とお考え下さい。